『汝、星のごとく』感想|心をえぐられ、そっと救われる一冊

まんが
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第20回本屋大賞受賞の「汝、星のごとく」。
恥ずかしながら、やっと読みました。

……もっと早く読めばよかった。

いまはただ、胸がいっぱい。
悲しいだけじゃなく、どこか納得のいく、静かな満たされ方をしています。

まだ読んでいない方、映画が気になっている方、
少しだけ覗いていってもらえたらうれしいです。

『汝、星のごとく』ってどんな物語?

瀬戸内の海辺の町を舞台に、暁海と櫂が10代から大人になるまでの15年を描いた長編小説。

恋愛小説ではあるけれど、甘いだけの話じゃない。

家族、将来、仕事、お金、環境、生きづらさ。
きれいごとでは済まない現実が、容赦なく出てきます。

「ただの恋の話じゃないな」
読みながら、何度もそう思わされました。

帯の
「あなたと生きる、その痛みごと。」
この一言が、ほんとうにすべて。

この物語が、こんなにも刺さったわけ

章ごとに語り手が入れ替わり、
暁海の気持ち、櫂の気持ち、どちらにも肩入れしてしまう。

思い合っているのに、少しずつズレていく。
好きだけでは越えられない現実が、いつも足元にある。

若いのに、背負うものが重すぎる二人。

だから恋も人生も、こんなに難しい。

17歳から大人になるまでを長い時間見守るので、
恋愛小説というより「人生を一緒に歩いた感覚」に近い物語でした。

痛いのに、あたたかい。
苦しいのに、読んでよかったと思える。

不思議な読後感が残る一冊です。

いつか娘にも読んでほしいな、なんて思ったり。

続編『星を編む』もおすすめ

文庫を待つつもりが、結局ハードカバーを購入(笑)。

三つの短編で構成され、前作の登場人物たちの視点から物語が広がります。

「あのときの言葉、そういう意味だったのか」と
前作がもう一段深くなる感覚。

最後の章は、静かでやさしい余韻。

前作を読んだ人なら、きっと手に取ってよかったと思える続編です。

この本が刺さる人、たぶんこんな人

✔ 心の動きをていねいに描く物語が好き
✔ 不器用な人生に弱い
✔ ストーリーより感情を味わうタイプ

そんな人には、たぶんかなり刺さります。

書籍情報・購入はこちら

『汝、星のごとく』はハードカバー、文庫、電子書籍、オーディブルで読む(聴く)ことができます。
※『星を編む』は、文庫はまだ出ていません。電子書籍は、ハードカバー価格(お高め)になっています。

📘 紙の本でじっくり読みたい方へ

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マンガ版もあります(全3巻・サクッと読める)

「小説を読む気力はないけど、物語は気になる…」
そんなときにちょうどいいのがコミック版。

『汝、星のごとく』はマンガ化もされていて、全3巻完結。
文章とはまた違う切なさがあって、感情がスッと入ってきます。
活字よりラクに読めるので、一気読みしたい人にもおすすめ。

マンガ版 第1巻(Kissコミックス)
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映画化決定|2026年秋公開(広瀬すずさん・横浜流星さん主演)

『汝、星のごとく』は、2026年秋に実写映画として公開予定。
広瀬すずさん、横浜流星さん主演で映像化されることが発表されています。
あの繊細な物語が、どんなふうにスクリーンに映るんだろう。
最新情報や続報は、公式サイトやSNSで更新されています。
公式サイト
Instagram
X(旧Twitter)

まとめ

小説、Kindle、オーディブル、漫画、そして映画化。
『汝、星のごとく』は、いろいろな形で楽しめる作品になっています。

どんな形でもいいから、この作品に一人でも多く触れてもらえたら嬉しいな。

長々とお読みいただき、ありがとうございました!

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