『軍人婿さんと大根嫁さん』3巻の名言3選!軍旗祭から雪ソリまで、誉さんの「ただいま」に胸キュン!!

軍人婿さんと大根嫁さん名言3選 まんが
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3巻は、愛を育む話が多いんです。
好いた晴れたではなく、じっくり二人がお互いを知って、理解していくって感じでしょうか。

2巻が感情のジェットコースターだったのが、3巻は凪のような。そして温かい気持ちに。
なぜか知らないうちに涙が流れていました。

今回は、そんな3巻を読んで心に残った場面やセリフを振り返りながら、
私なりに感じたことを、ぽつぽつと綴ってみたいと思います。

ざっくりあらすじ

誉さんから届いたお手紙には、秋には帰れず、お正月になるとのお知らせが。
でも、来月行われる軍旗祭への招待されます。

はじめての都会、はじめて見る軍服姿の誉さん。
あまりに立派で、花ちゃんは不安になってしまいます。
こんな子供みたいなナリじゃけど!
でも、誉さんは自分こそ子供みたいに花ちゃんに会うことを
楽しみにしていたと伝えるのでした。

年末。
雪の積もった村に降り立った誉さんを迎えたのは、ソリに乗った花ちゃん。
無邪気な笑顔と大胆な崖すべりに、誉さんは完全に腰を抜かします。
雪の中で転がりながらも、誉さんは爽快な気分……。二人に笑顔がこぼれます。

2週間ほどの滞在のあいだ、村の暮らしにふれ、
祭りに巻き込まれ、風邪で寝込みながら──
誉さんは昔の記憶や、胸の奥にしまっていた痛みと向き合うことになります。

ひとりで耐えてきた過去がありました。
傷のような夢も見ました。
けれど、目を覚ましたとき、そばにいたのは……。

💬名言1:「子供なのは俺の方です。」

軍旗祭に招待され、都会に降り立った花ちゃん。
町の賑やかさや洗練された人たちに圧倒されてしまいます。
軍服姿の誉さんも凛々しくて、まるで知らない人みたいで、だんだんと不安が募っていきます。

その夜、宿で花ちゃんは誉さんに思いを伝えようとします。
「私はこんな子供みたいなナリじゃけど…」
誉さんはそっと抱きしめて遮り、こう言うのです。

「子供なのは俺の方です。」

3巻 第23話 軍旗祭の夜の話より

そして、誉さんは打ち明けます。
お正月まで待てず、軍旗祭に呼び出したこと、今日の日を指折り楽しみにしていたことを。

感想と考察

誉さんは、本当は秋の稲刈りの頃に帰ってくるはずでした。
でも予定が変わり、年末まで帰れなくなってしまいます。

それでも待ちきれなくて、軍旗祭に花ちゃんを招待しました。
ほんの少しの時間でも会いたかった。
その気持ちが、誉さんにちょっとわがままを言わせたのかもしれません。

そして、この“わがまま”こそが、
誉さんが自分を「子供なのは俺の方」と言った理由だったのかな。

一方の花ちゃんも、きっと同じくらい会いたかったはず。
けれど都会に出てみると、立派な軍服姿の誉さんや、都会の空気に圧倒されて、
自分がちっぽけに思えてしまったのでしょうね。

「私はこんななりじゃけど…」

ここの一連のセリフは、しどろもどろで文章になってなかったけど、
「こんな私でいいの?」という不安と、
「それでも私と村を好きでいてほしい」という願いが詰まっていたように思います。

ぱっと見では、花ちゃんの一途さが目立つんだけど、
実は誉さんの方がずっと深く、花ちゃんに魅かれていますね~これは。

そしてその想いを、ちゃんと伝えてくれるのが誉さん。
言葉も態度も、どちらも真っ直ぐで、自然体で。

そんな誉さんの素直さに、あふれる愛情が感じられて、胸がきゅんとしました。

📣 読者の声より

  • 最初の好意レベルから本格的にお互いが恋愛に加速する様子が尊いです、、
  • 誉さんの方がベタ惚れなんだろうなぁ。 そりゃ待ち切れずに軍旗祭に呼びたくなっちゃうわ。

💬名言2:「空も 雪も なにもかも 不思議と懐かしい こんな爽快な気分は初めてだ」

誉さんの帰省の日、花ちゃんはおそばちゃんと一緒にソリでお迎えに参上します。
誉さんを乗せたソリは、なんと花ちゃんの案内でそのまま崖すべりへ――!

おそばちゃんを離し、勢いよくソリは滑り出します。
花ちゃんは満面の笑み、誉さんは…一瞬、死を覚悟して。

そして、ソリは宙を舞い、ふたりは雪の上に投げ出されます。

呆然としていた誉さんですが、やがて「はっはっはっ」と笑いがこみ上げてきます。
そして、あの印象的な言葉がこぼれます。

「空も 雪も なにもかも 不思議と懐かしい こんな爽快な気分は初めてだ」

3巻 第27話 花ちゃんがお迎えに行く話より

そして、花ちゃんに向かって、こう言います。

誉「・・・ただいま」 花「・・・おかえりなさい」

雪に寝そべったまま、二人はこれ以上ない笑顔で抱き合うのです。

感想と考察

都会育ちの誉さんにとって、ソリ遊びなんて初めての体験。
だけどなぜか懐かしい。
まるで童心に戻ったような――いや、理想の子供時代をやり直してる、おおげさに言えば、生き直している気さえするのです。

その爽やかな笑顔を見ていたら、胸がじんわり熱くなってしまって…。

そして続く、「ただいま」「おかえり」のシーン。
これまででいちばんの、誉さんの笑顔。もちろん、花ちゃんの笑顔も負けてない!

読みながら、自然とこちらまで笑顔になってしまう。でも、泣けてくる。。。
この温かい気持ちは、なんなのでしょうね。

誉さんの過去を知ったからこそ、今の笑顔が、たまらなくうれしいのです。

📣 読者の声より

  • 誉さんの年相応な笑顔に何故か泣けてくる。 あぁ、なんて尊い夫婦✨
  • 誉さんの「ただいま」に涙が出そう。

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💬名言3:「…苦しかったんですね もう大丈夫ですよ」

祭りに駆り出された誉さん。
訳も分からぬまま露払いを務めあげますが、なんと翌日、熱を出して寝込んでしまいます。

布団の中で、久しぶりに寝込んだなぁと、ふと思い出すのは子供時代のこと。

体調を崩しても、誰も世話をしてくれる人はおらず、
不安なまま、ひとりで眠っていた少年時代の誉。

戦地での辛い記憶も、夢の中でよみがえります。
膝を抱えて小さくなる誉少年の背中を、
お母さんのような女性が、優しく押して光の方へと導いていきます。

光に包まれたその瞬間、誉さんは目を覚まします。
目の前には、穏やかに微笑む花ちゃんが、そっと寄り添っていてくれました。

そして、そんな誉さんに――

「…苦しかったんですね もう大丈夫ですよ」

3巻 第31話 寂しさの話より

まるで、寂しかった誉少年に語りかけるように。
花ちゃんは続けます。

「ずっとここにいますからね・・・」

その花ちゃんの背後には、
静かに佇む誉さんのお母さんの位牌がありました。

感想と考察

誉さんの「戦争での心の傷」や「子供時代の孤独」を花ちゃんはお見通しのようなような言葉です。

おそらく何かうっすら察していたんじゃないかな~

それにしても やっぱり、花ちゃんは誉さんの救いの女神だぁ〜。

もしかして…お母さんが、ふたりを巡り合わせてくれたんじゃないかな。

花ちゃんの手に、熱でほてった頬をそっとすり寄せる誉さん、かわいいっ、かわいすぎる!

「寂しかった」――その想いが、今、やっと満たされているんだろうな。

しずかに余韻に浸っていたら……

オバアが、秘伝の薬をついに完成させてしまった(汗)

 

相変わらず、ドタバタでにぎやかな田中家なのでした。

📣 読者の声より

  • 誉さんがはなちゃんの手をスリってするところイイ! 誉さんのこれまでの寂しさが、はなちゃんに伝わった感じする
  • はなちゃんの「大丈夫ですからね」が沁みる。

【まとめ】第3巻は“ただいま”“おかえり”が沁みる心あたたまる巻

都会の軍旗祭で見せた凛々しい姿、命がけ(⁉)のソリ帰宅、村の祭りではじめての露払い、そして熱を出して過去の寂しさと向き合う夜――

どんなときも、互いを想う気持ちが、ちゃんと届いていく。
笑えて、癒されて、ちょっと泣ける、心があたたまる巻でした。
そして読んだあと、そっと「ただいま」と「おかえり」が言いたくなる、そんな一冊です。

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