「僕が歩く君の軌跡」ってどんな漫画?絶対読んでほしい!電子限定の隠れた名作まんが!

まんが
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電子限定だから? 隠れすぎてる名作をもっとみんなに読んでもらいたい!

電子書籍限定の漫画『僕が歩く君の軌跡』、読んでみたら…これがめちゃくちゃ面白かったんです。
ebookjapanでバナーを見かけて、ちょっと試し読みしたらもう止まらなくなって、気づいたら全話一気読み。更新が待ち遠しくてソワソワしてます。

ミステリー部分のドキドキ感に対して、主人公たちのほのぼの感に癒されます。
切なくて胸がきゅっとなるのに、どこかあたたかくてほっとする――でも謎は気になるしぃ。レビューでは星5がずらりなのに、意外と知られていないのが不思議なくらいです。

せっかくの隠れた名作、もっと多くの人に知ってもらいたい!と思い、ご紹介することにしました。

作品情報

  • 僕が歩く君の軌跡(ぼくある)
  • 作者 キフウタツミ
  • 出版社/レーベル フェアベル/フレイヤコミックス
  • 【電子書籍版(話売り)】配信中!
  • 【電子書籍版・合冊版】1~9巻 絶賛配信中!

あらすじ

中学時代、木崎蓮は両親を殺害され、自らも誘拐されるという凄惨な事件に巻き込まれた。
当時、蓮と一緒にいたのは臨時担任・三原先生。しかし彼は姿を消したまま。事件は未解決となっている。

事件の最中に事故に遭った蓮は、車いす生活を送りながら「鳴瀬一生」という名で作家として生きていた。だが彼は気難しく、苛立ちを隠さず、訪れるヘルパーを次々に辞めさせてしまう。

そんな蓮のもとに現れたのが、ヘルパーの槇凛太郎。明るく穏やかで、蓮の態度にも動じない彼は、少しずつ蓮の心に変化をもたらしていく。ふたりの関係が深まる中で、まるで以前からのつながりがあったようで・・・。

一方で世間では、蓮の過去を思わせるような類似事件が発生。捜査にあたるのは、凛太郎の兄・ハルカだ。彼は未解決の蓮の事件に光を当て、凛太郎にも協力を求めるが、弟は蓮をこれ以上事件に巻き込みたくないと葛藤する。

失踪した三原先生の影、現れる関係者たち、そして少しずつ明らかになる新事実。
謎が謎を呼ぶなかで、蓮と凛太郎の距離は近づき、やがて二人の物語と過去の事件が交錯していく――。


3. 物語のみどころ

未解決事件の謎

 中学時代の両親殺害事件、そして三原先生は行方不明のまま
事件の中での事故で車イス生活になった蓮。蓮に当時の記憶がどの程度のこっているのか・・・
先生は現れるのか?先生と蓮の関係は?
蓮の記憶にあいまいな部分や欠落した部分もあって、少しずつ明らかになる新事実が、さら謎を深めます。

蓮と凛太郎の関係

気難しい蓮のもとに現れたヘルパーの凛太郎。
彼は穏やかで屈託がなく、蓮の冷たい態度にも怯まず仕事をします。
次第に二人は心を通わせ親密になっていくのですが、どうも二人の間には、以前からのつながりがありそう。どういう関係でどういう過去があったのか・・・ここも楽しみな要素の一つです。

過去と現在の交錯

 世間で起こる類似事件、それを捜査するのは凛太郎の兄ハルカ。しかも、事件の被害者は、ハルカの娘ひなたの友達。お友達はどこにいるのか。ハルカは、蓮の事件と関係があるのではないかと蓮に近づきます。蓮の事件と今の事件は関係があるのか。2つの事件が絡み合い物語に厚みを加えます。

絵柄、景色、心理を表す表情がすばらしい。

私が最初に目を引いたのが絵です。素敵な表紙の絵に惹かれました。
風景描写は秀逸だし、お顔も大好きだし、本当に絵が上手で大好きです。蓮の車イスって言うコンプレックスや凛太郎に対する気持ちへの戸惑い、恥ずかしくて照れくさくて強がって・・という表情を的確に描き表してくれるから、感情移入ができて、ストーリーに没頭してしまいます。


ほんのりBLだけど自然なピュアラブストーリー

ヒューマンドラマジャンルなのでBL要素はありますが、自然で抵抗感なしです。
気難しい蓮と、穏やかで屈託のない凛太郎のやり取りがヤキモキするし、キュンキュンするんです。お互い同性だと言うことにためらいがあって、なかなか先に進まないピュアな展開。誤解やすれ違いを経ながらも少しずつ距離を縮める二人の関係は、ほんのり切なく、心が温まります。
気難しい蓮が、どんどん明るく素直になっていくのがかわいくて。お家での長い引きこもりのような生活のせいか、32歳にもかかわらず、かなり幼いところがまた良いのです。


社会問題にも触れるミステリー

主軸のミステリーは、多重構造で、謎が謎を呼び、人間関係も複雑に絡み合って、とってもおもしろく読み応えあります。社会問題も絡んでいて、虐待、社会の体制、LGBT、障がい者問題など考えさせられる部分も多いです。
そこと、蓮凛のほんわかムードとが真逆で、緊張と緩和で読み飽きないです!


作者さんついて

本作の作者、キフウタツミさんについては、公開されている情報がほとんどありません。SNSも公式発信もなく、謎めいた雰囲気があります。
出版社のフェアベルさんの公式X(旧Twitter)では、この「僕が歩く君の軌跡」を一押しされてます。新作や更新情報、企画情報もチェックできますよ。

フェアベル公式Xはこちら

まずは無料で試し読み

『僕が歩く君の軌跡』は、1巻までは無料で試し読みできます。

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今回、私はebookjapanを利用しました。上手く70%オフクーポンを使って、非常に安く読むことができましたよ✌

※単話形式でも無料でかなり先まで読めますが、合冊版は1巻まで無料です。続きは合冊版購入や単話購入でお楽しみください。

合冊版でまとめて読みたい方はこちら

まとめて読みたい方は合冊版がおすすめです。


総評・おすすめ度

『僕が歩く君の軌跡』は、切なくて胸がキュンとするピュアなラブストーリーと、謎が深まる未解決事件のミステリーが絶妙に交差した作品です。
単話版で無料試し読みをして、物語に引き込まれたら、合冊版で一気に読むのがおすすめ。

まだあまり知られていない電子限定の名作ですが、レビューでは星5ばかり。ぜひあなたも、蓮と凛太郎の物語を体験してみてください。
謎に引き込まれつつ、蓮と凛太郎の心の変化にキュンとする――そんな体験をしたい方に、ぜひおすすめの一冊です。

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